アジア失明予防の会

NPO アジア失明予防の会は、貧困のため十分な眼科治療が受けられず失明の危機に苦しむアジアの人々を救う支援を行っております。

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●  「Save the Vision」の実施【クアンニン省/ビンフック省】

 2009年12月

クアンニン省のカンファ総合病院にて60人に対して無償の白内障手術を実施。栗原医師が参加してくれました。

 2010年01月

ビンフック省の総合病院にて90人に対して無償の白内障の手術を実施。ビンフック省はホーチミンから約130キロ離れた内陸部の町で、車で約3時間かかります。カンボジアと国境を接していて、あと30キロも国道を走れば、国境に辿り着くということでした。ホーチミンから離れていて、これといった産業があまりないため、貧しい人が多い地域で、今回も100名以上の患者さんが治療に訪れました。

地方の病院に着くと、大勢の患者さんが待っていましたので、着替える間もなくすぐに診療開始です。治療を受ける患者さんを手際よく診察していき、手術方法などを決めていきます。このときに、飛び込みの患者さんもいるので、きっちり手術リストを作成し、ネームプレートと名前や番号を照合します。また、手術眼などを間違わないように、白いテープをまゆ毛の上に貼ります。

手術後の診察をしている様子です。手術眼を間違えないためまゆ毛の上に白いテープを張っています。ベトナムではよく手術眼ではない眼を麻酔するなどのトラブルがあります。そうした間違いをスタッフの誰もが犯さないための工夫です。眼帯を外すと、どの患者さんからも笑みがこぼれてきます。

私たちには無償の手術だけでなく、地方の医師の育成といった責務もあります。この教育・指導がとても大変です。合併症が起きる前に代わってくれる地元の医師であれば問題はありませんが、残念ながら合併症が起きてしまった場合には通常手術の3倍以上の時間とエネルギーが必要となります。ホーチミンの病院へは誰でも行けるわけではありません。その場ですべて解決する必要があります。

手術後のことについて現地医師が詳しく説明
地方の医師の育成といった責務もあります
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