NPO アジア失明予防の会は、貧困のため十分な眼科治療が受けられず失明の危機に苦しむアジアの人々を救う支援を行っております。
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「Save the Vision」の実施【カマウ省】
● 「Save the Vision」の実施【カマウ省】 2009年10月
カマウ省の総合病院で100名の方に無償の白内障の手術を行いました。
カマウに行くにはホーチミンで一旦降りて、ホテルに宿泊し次の日の朝4時に起き、小さな飛行機に乗り換え、やっと辿り着くという、辺境の地です。どのスタッフも眠そうにしていました。
医療資材を満載したダンボールやバック類など計20個以上、ハノイからプロジェクトを行う田舎まで持ち運びます。飛行機を利用する場合には、いつも重量がオーバーするために、空港職員と交渉しなければならず、今回も知り合いの空港職員を呼んできて、なんとかチャージ無しで通過しました。機材が同じ便に乗らず、遅れて到着することもあります。
患者さんが大勢押し寄せいていると聞いていましたので、ホテルで一服している間もなく、すぐにカマウの病院へ駆けつけました。病院内は患者さんとその家族でごった返していました。日本からレベルの高い治療チームが来ると聞きつけると現地ではたくさんの患者さんが集まってきます。
週末の3日間でなんと100名以上のの患者さんが手術を希望しました。総合病院の手術室の1室を借りて、手術を行いました。一人ひとりの患者さんを診察して、カルテなどに間違いがないように、名前と番号、眼内レンズの度数を入念にチェックします。気温は30度を超え、エアコンなどの空調設備がありませんので、汗びっしょりになりました。
手術をしている間、患者さんの家族は手術室の外で待っていますが、リスト後方の患者さんの家族は日が暮れるまでずっと待っていることもあります。何も文句を言わず、じっと待っている姿を見ていると、私たちもすごく責任を感じています。ご近所さん同志でずっと話をして待っています。
手術が終わると、後片付けをして、ボランティアチームと病院スタッフらと夕食会が開かれます。この日はベトナム南部の名産の鍋料理でした。ベトナムでは乾杯をして、飲み干して握手をしなければ友達と見なされませんので、何度も乾杯し飲まされる羽目になります。
手術翌日は、手術を受けた患者さんやその家族に対して、手術後の点眼の方法や注意点、日常の過ごし方などを説明するために説明会を行っています。目薬をするのもはじめてという患者さんもいて、説明に苦労することもあります。