アジア失明予防の会

NPO アジア失明予防の会は、貧困のため十分な眼科治療が受けられず失明の危機に苦しむアジアの人々を救う支援を行っております。

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●  ミャンマーの活動に参加

 ミャンマーで医療支援活動をしている藤田眼科(徳島市)の医療チームに加えていただき、ミャンマーの活動に参加してきました。ヤンゴン眼科病院はミャンマーでの眼科医療の中心的存在で、ベッドが300床以上あり、網膜や角膜などの専門分野に分かれていました。私の担当は網膜硝子体手術で、昨年度、涙道内視鏡用に寄贈された内視鏡があり、これは非常に私を勇気付けてくれました。眼内レーザーが無いために、広田眼科(徳山市)の広田先生が眼内レーザーを持参され、網膜硝子体手術ができる環境がなんとか整えられました。藤田眼科医療チームは、白内障手術においても、網膜硝子体手術においても、ディスポ製品などはドレープから網膜カンシに至るまで、事前にきめ細かくチェックリストが作成され、過不足なく揃えられていて、完全装備という感じでとても羨ましくもありました。また、日本から医療機器の修理やメインテナンスのできるスタッフが一緒に同行していたのでとても心強く感じました。早速、顕微鏡にトラブルが発生しましたが、交換部品を日本から持参していたため、事なきを得ましたが、そこまで想定して部品を持ってくるあたりは、用意周到でした。

 ミャンマーの病院スタッフとのコミュニケーションは英語なのですが、すべてのスタッフが英語を話せるわけではありません。それでも藤田先生の18回にわたる継続的な活動により、何がしたいのかということをお互いに理解できているようで、スムーズに活動できる環境でした。

 白内障分野(とくにフェイコ)は藤田先生が立ち上げられ、フェイコができる医師も十数人育っているようです。一方、網膜硝子体分野はまだまだこれからで、現地医師に教育・指導し、発展させるためには、ベトナムも最初そうであったように、眼内レーザーの必要性を強く感じました。もし、使っていないお手持ちのレーザーがありましたら、ミャンマーに寄贈したいと考えていますので、どうかお声がけをお願いします。

術前診察の様子、中央に藤田先生、診察しているのが<br />広田先生(ヤンゴン眼科病院)
ディスポ製品が揃えられ、ほとんど日本と変らない状況で<br />手術ができる(ヤンゴン眼科病院)
内視鏡手術をしている様子(ヤンゴン眼科病院)
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